雑魚とは何か?
雑な魚と書いて「ざこ」と読みます。
この辺りでは「ざっこ」と発音する事が多く、平たく言うと小魚全般を指します。
主には「モロコ」や「タナゴ」の事です。
戸村川魚店のある千葉県北総地域、茨城県鹿行地域には利根川、常陸利根川をはじめ
沢山の支流や霞ヶ浦に代表される湖沼も沢山あります。
その大地には多くの水田があり現在、千葉県香取市は関東一の米どころ。
水田は無数の用水路があり、雑魚の生息に適した環境・・・
日本でも有数の良質な雑魚の産地として知る人ぞ知る産地なのです。
水郷北総地域では古くから、川で獲った小魚を家庭で佃煮にしていました。
店主も小さい頃は、水田の用水路に行って雑魚や鮒を、小さな網で捕まえて遊んだものです。
しかし残念ながら、近年の河川環境の変化により、数が激変し大変貴重な魚となってしましました。
この写真は先代が子供の頃(1950年頃)の本店近くの田園風景です。
こだわりの無添加調理
国内産の良質な雑魚の表面を焼いてあるので芳ばしく、醤油、砂糖、水飴を使って、
8時間以上の長い時間をかけてじっくりと煮こんで完成する「雑魚の佃煮」
頭から骨までやわらかく、お子様からご年配の方まで無理なく食べることが出来ます。
しかもカルシウムやミネラルを豊富に含み、単に懐かしいふるさとの味というのみならず、
栄養豊富な優れた無添加健康食品として注目を浴びています。
ご贈答や、おせち料理、お祝い事、仏事等には勿論ですが、戸村川魚店では普段の食卓のお供にオススメしています。
味は芳ばしくて甘さが控えめ、酒の肴にピッタリ!!
是非、晩酌のお供にに加えてみては如何でしょうか?
原材料名:淡水小魚(モロコ・タナゴ)醤油、砂糖、還元水飴、食塩、醸造酢、寒天、
調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類(原材料の一部に小麦、大豆を含む)